普及が進むこれまでの姿勢推定技術は、カメラで人を横から撮影することを前提としていて、そのままではこのHitomeQ ケアサポートでは利用できません。そこで、天井のカメラからでも認識可能な姿勢推定手法の開発に取り組みました。頭部や下腿部といった人体部位の位置関係を特徴量として用い、人物領域とその姿勢を推定する独自のアルゴリズムを開発しました。
データに基づいた新しい介護オペレーションを実現する「HitomeQ ケアサポート(ヒトメク ケアサポート)」の行動認識に活用
この「人行動」認識技術は、店舗における購買行動プロセスをデータ分析してマーケティング活動につなげる「Go Insight」サービスで、顧客の滞在時間・棚前行動などの分析にも活用されています。
新たに開発した人検知・姿勢推定アルゴリズムは、世界トップレベルの認識精度と高速処理を両立する技術として、コンピュータービジョンの最難関国際学会であるECCV2018で発表しています。
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