農業リモートセンシングの記事がマイナビ農業に掲載
このたび、農業リモートセンシングの記事がマイナビ農業に掲載されましたのでお知らせいたします。
マイナビ農業:大手メーカーが農業界へ参入! 他業界から見た農業の課題と可能性
農業リモートセンシングとは
カメラ事業で培った画像解析技術を活かし、ドローンに搭載されたマルチスペクトルカメラで上空から水田を撮影し、
その画像を解析することで稲の生育状況を数値化します。
地上に近い上空から撮影するので、解像度の高い画像データを得ることができます。
解析されたNDVI(正規化植生指数:生育状態を示すデータ)と植被率(葉で覆われている面積の比率)から広い範囲で水田毎に
稲の生育状況がわかるため、生産者は効率的に生育が悪いところを把握し、施肥などの対策を行うことができます。
この技術では、撮影時の天候や時間の影響、カメラの個体差を補正しているため、絶対比較が可能です。
経年のデータ比較や異なる地域のデータ比較など、生育状態がどう変わるのか、データを純粋に比較検討できます。
既にJAを通じたサービス提供の試験運用が開始しており、2023年度の本格サービス開始に向けて準備を進めています。
今後はJAの営農指導と連携し、農業リモートセンシングを起点として地域へのスマート農業の実装を進めていくことを目指しています。