
FORXAIサンプルコードの使い方を動画にしました!
こんにちは。FORXAI事業統括部の福永です。
事業推進部企画グループでは、FORXAI IoT Platformの活用促進のため、パートナーの皆様とのイベントを開催したり、新バージョンが出た際は、メルマガや動画で発信したりしています。
今回はタイトルの通り、IoT-PF V2.1リリースに伴い、更に広く皆様にFORXAIを試して貰うべく、手順説明のハンズオン動画を作成したので、その際の様子をお伝えします。
目次[非表示]
- 1.はじめに
- 2.Quick Start Kitとは
- 3.動画作成時の作業内容
- 4.感想
- 5.おわりに
はじめに
先日、Quick Start Kitのサンプルコードを動かすまでの設定をハンズオン動画にしました。
普段は企画部マーケティングチームとして、営業活動の中で使うフライヤーや営業用途の動画を企画することはあるのですが、自分で手を動かすのは初めての経験でした。せっかくなので、今回はその時のことを記事にしてみます。
今回作成した動画では、初めてFORXAI技術をお試しする方向けに用意しているマニュアル(Quick Start Guide)を完全再現し、 実際に1つのサンプルコードを試すところまで含めて紹介しています。動画に従って操作すれば簡単にできるので、これまで技術的な内容に馴染みがなかった方でもお試しするハードルが低くなるかと思います。
完成した動画はFORXAIパートナーサイトで公開しています。パートナーサイトに登録済みの方はぜひご覧ください!フィードバックがあれば、お問い合わせからコメントいただけると励みになります!
↑「資料・動画」ページ内、「動画」の左上にある動画です。
Quick Start Kitとは
Quick Start Kitは、サンプルコード集です。
FORXAIパートナーの皆様に、FORXAI Imaging AIを簡単にクイックに実行・お試しいただくことを期待して開発しています。エリア進入検知、転倒検知、ジェスチャー検知など、以下のサンプルコードを試すことができます。個人情報観点から、モザイクの付与も可能です。
- People line count
- People entering detection
- People entering detection (GUI application)
- People residence time estimation
- People running estimation
- People running estimation (GUI application)
- People falling estimation
- People falling estimation (GUI application)
- People gesture detection
- People body color estimation
- Object entering detection
- Object speeding estimation
- Object stop violation detection
今回の動画では、People entering detectionを試しています。
動画作成時の作業内容
FORXAI事務局では、これまでも多くの動画コンテンツを作成・公開してきました。
今回は先人である事務局の動画編集経験者から、ノウハウを伝授いただきながら制作しました。
全体的な進め方としては、企画、作業洗出し、作業依頼、作業、公開という流れでした。
- 企画:動画の内容を検討します。Quick Start Guideを完全再現し、サンプルコードを使う所まで映像にしました。(初めは動画を真似して使えると安心ですよね)
- 作業洗出し:動画の撮影、音声の収録、音楽の挿入、テロップの挿入、画面のモザイク処理、……。(この時に、思ったよりも色々と工程があることが分かって焦りました)
- 作業依頼:適した作業環境を持つ社内メンバーへ依頼し、動画の撮影と音声の収録をお願いしました。また、今回動画編集ソフトを初めて扱ったので、知見のあるメンバーに使い方をレクチャーして貰いました。(ソフトが複雑だったらどうしよう……と不安でした)
- 作業:編集作業にはAdobe Premiere Proというソフトを使いました。今回は30秒ほどの動画を複数撮影いただいたので、まずはそれらを1本の動画に繋げました。音声も同様に、動画に合うようにつけました。なんとなく1本にまとまったところで、更に音楽やテロップを挿入していきます。テロップは日本語に加え、英語も作成しました。(英語版は急遽追加したので、期日との戦いでした)
- 公開:FORXAIパートナーサイトにて公開します。今回は日本語版と、英語字幕を追加した英語版の計2本を作成しました。日本語ページには日本語版、英語ページには英語版が出るようにアップしました。(無事に公開され、ほっとしました!)
感想
◎動画企画・編集担当:福永
動画編集ソフトは直感的な動作で操作できたので、動画作成のハードルをかなり低く感じました。
(もちろん、クオリティを追求すればキリがないのでしょうが……)
ソフトにデータを移す際、ドラッグ&ドロップができる点が非常に便利でした。動画も音声も画像も、全てドラッグ&ドロップで入れ込めるので、難しいことを考えずに済みました。
ただし、データ形式は要確認です。(エラーが出てやる気を失います)
動画は別作業も挟みつつ、トータル2週間弱で完成しました。初回なので操作に慣れないこともありましたが、スムーズに完了しました。次回以降は更に時間が短縮できそうです。見栄えをそこまで気にしなくて良い動画であれば、動画編集ソフトを使ってすぐに作成できることが分かりました。(完成度を気にしだすと細かい粗が気になるので、動画や音声などの素材からクオリティを上げる必要がありそうです)
◎動画撮影・音声収録担当:張さん
素材となる動画の撮影、ならびに音声の収録を担当しました。
スムーズな環境構築を紹介できるよう、Ubuntu OSのインストールからFORXAI IoT-PF環境の構築、Quick Start Kit でのサンプル実行まで何度も実施し、経験値をためたうえで構成を決め、実際に撮影と収録を行いました。事前に確認したのに、いざ本番となると“次何するんだっけ?”状態になり、何度も動画を撮り直したのは良い思い出です。
また、普段の業務ではWindowsしか触らないためLinuxには苦手意識があったのですが、OSインストールから何度もやったかいもあり、今ではLinuxへの苦手意識がなくなりました。
逆に、Linuxに慣れてしまったことにより、何気なく行ってしまう操作などもあるのですが、このような手順こそ初心者向けに説明が必要なものだったりするので、そういった初心を忘れず、今後も動画作成などを行っていきたいと思います。(どの層に向けて動画を作成するかというところですね。)
おわりに
今回は、Quick Start Kitのサンプルコードを動かすまでの動画の作成について記事にしました。
動画はパートナーサイトのみで掲載しているため、皆様全員にご覧いただけないのが残念ですが、パートナーになってサンプルコードを使ってみたい!と興味を持った方は、ぜひ以下からお問い合わせください。
サンプルコードよりは制限がありますが、FORXAI Imaging AIをWebアプリ上でお試しいただけます。どんなものかな?と気になる方は、アルゴリズムショーケースよりお試しください!
コニカミノルタは画像IoTプラットフォームFORXAIを通じて、お客様やパートナー様との共創を加速させ、技術・ソリューションの提供により人間社会の進化に貢献してまいります。
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