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FEKハッカソン成果物:OS

FORXAI Engineering Blogをご覧頂きありがとうございます!

今回は以前ブログで紹介しているFEK社内ハッカソン(下記リンク)について参加者の立場で第1弾「OS」というソリューションについてご紹介します。

  FEK社内ハッカソン実施報告 社内の事業部向けに実施したハッカソンの流れと運営側の苦労話をかいつまんでご紹介したいと思います。 FORXAI | コニカミノルタ



目次[非表示]

  1. 1.ハッカソンの参加理由
    1. 1.1.なぜハッカソンに参加しようかと思ったのか?
    2. 1.2.ハッカソンへの期待感とは?
  2. 2.開発したソリューションについて
    1. 2.1.想定する社会背景/課題は?
    2. 2.2.対象ターゲットは?
    3. 2.3.どんなソリューションですか?
    4. 2.4.イチ押しポイントを!
    5. 2.5.将来の展望は?
  3. 3.ハッカソンをやってみて
    1. 3.1.楽しかった・うれしかった・よかったことは?
    2. 3.2.大変だった・難しかったこと、運営への改善要望は?
    3. 3.3.ハッカソン後(受賞後)の影響や周りの反応は?
    4. 3.4.ハッカソン後(受賞後)自身にとって変化は?
    5. 3.5.今後のFORXAI・同様のイベントについて期待したいことは?
  4. 4.最後にひとこと


ハッカソンの参加理由

なぜハッカソンに参加しようかと思ったのか?

FEKを使うことで、イメージしている世界観を形にできるチャンスだと思ったからです。

コツのミエル化イメージ


ハッカソンへの期待感とは?

プロジェクトの進め方を学ぶことが出来ました。
ただ何となくやる、だけではなく、プロジェクトの先に「どのようにビジネスに進化させるか」まで意識して取り組み、今まで以上に自分事として開発に取り組むことができました。


開発したソリューションについて

想定する社会背景/課題は?

社会背景としては、リスキリング、人生100年、仮想現実、です。
認識している課題は「自己実現の欲求をどのように満たしていくか」という点です。
OSでは、自分の経験をデジタル技術を使って、世界中の誰にでもシェアすることで、周りの人の成長に貢献することが出来ます。自分の経験は、特別な経験である必要はなく、普段の「あなたの動き」が、他の誰かにとっての成長に役立つ可能性があります。


対象ターゲットは?

OSは、国籍・人種・性別・年齢に関わらず、「うまくなりたい」「上達したい」、そんな気持ちを持っている人が対象です。
噛み砕くと「あれ?今、あの人、なんであの動きしたの??どういったインプットからアウトプットしたの??」といった疑問や興味を持つ人が対象です。
今回のFEKでは、フォーカスを合わすため自分自身を「ペルソナ」としました。
具体的には、「疲れないランニングフォームを身につけたい、30代、趣味ランニング、アキレス腱のケガ持ち」です。

OSアプリメニュー



どんなソリューションですか?

体験型、コツのミエル化です。
まず、「なりたい動き」の動画をアップロードします。
次に、「自分の動き」と「なりたい動き」を比較します。
メガネ型のウェアラブル端末で、その比較した差を可視化しました。(動画参照)
そして、なりたい動きと実際の動きに差があると、視覚情報でリアルタイムにOSが教えてくれます。その誤差というのは、理想の動きとの現実のギャップです。



イチ押しポイントを!

ポイントは2点です。
1点目は、なりたい動きと自分の動きの差を可視化した点です。
コツを必要としている動きであればランニング以外でも対象です。
例えば、熟練者の技です。
ドクター、料理人、教師、など、その領域に達するには非常に多くの時間を必要としますが、OSではその熟練者の技の「コツ」を体験できます。
逆に、「あるべき姿ではない」も可視化できるため、例えば、製造でのヒューマンエラーも未然に防ぐことが可能です。
2点目は、リアルタイム性です。可視化の部分で、理想の動きをアバターとしてウェアラブル端末に投影して、実際に自ら「体験」ができる点です。


将来の展望は?

コニカミノルタのサービスとしてローンチしたいです。
3つのステップを描いており、ハッカソンでは1つ目のステップを仲間と作り上げました。


ハッカソンをやってみて

楽しかった・うれしかった・よかったことは?

数年間温めていたアイデアを、仲間のサポート、事務局のサポートがあり、形として実現できたことです。
「ああ、本当にできるんだな」と嬉しかったです。
まだまだ可能性を秘めていると思っています。

OSアプリ画像



大変だった・難しかったこと、運営への改善要望は?

プロジェクトの管理です。
ハッカソンとは言え、参加メンバー皆に普段の業務がある中でのマネジメントが難しかったです。
実験の場として使用できる環境が八王子ということもあり、全員で集まることは一度もありませんでしたが、役割を明確にして進捗を共有しチェックポイントを確認することで、プロジェクトを無事に終えることができました。


ハッカソン後(受賞後)の影響や周りの反応は?

私たちは、ありがたいことに、オーディエンス賞を獲得しました。
多くの方に共感を得られたと理解しています。
とても嬉しかったですし、自信になりました。


ハッカソン後(受賞後)自身にとって変化は?

もっと実案件で自分事として考える必要性を痛感しました。
また、チームビルディングの重要性が理解できました。
メンバー3名はもちろんですが、様々な方にサポートを頂いており大変感謝しております。
今後も機会があれば、たくさんの方と一緒にOSを通じた社会貢献ができたらうれしいと思っています。

今後のFORXAI・同様のイベントについて期待したいことは?

1つ目のステップでプロトタイプを作ったので、セカンドステップの場の提供を期待しています。


最後にひとこと

オーディエンス賞を獲得し、OSは、多くの人に共感されるコンセプトだと思ってますし、KMの技術を活かせるサービスです。
まずは活動できる場がほしいです。ご興味ある方がいらっしゃいましたら、お声がけください。プロトタイプで体験をして欲しいので、ご興味ありましたらご連絡ください。
次は、ゴルフスイングのコツのミエル化を検討していますので、ペルソナとなってくれる方も募集しています(笑)




コニカミノルタは画像IoTプラットフォームFORXAIを通じて、お客様やパートナー様との共創を加速させ、技術・ソリューションの提供により人間社会の進化に貢献してまいります。


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Yamada Atsushi
Yamada Atsushi
BIC-Japan SenrigaNチーム 非破壊検査SenrigaNの国内外の業務拡大を担当しています。


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