
技術開発本部 2021年度入社 新人発表会 ~運営編~
はじめに
はじめまして。Co-Creation部の矢口です。
今回は先日開催された技術開発本部 2021年度入社 新人発表会について紹介させていただきたいと思います。
新人発表会とは
コニカミノルタにおける新人発表会とは、前年度に入社した新入社員が1年間どのようなことに取り組んだのかとその成果、そこから得られた気づき、そして今後に向けた宣言を担当役員含む部門全員に向けて発表する場であり、各部門ごとに開催されているものです。
今年度より発足した技術開発本部は全社技術戦略、コア技術・データ分析の開発部門を集約した組織であり、これらの組織における2021年度新入社員が対象となります。
企画・運営
さて、この新人発表会の運営はその年の1月に任用された新米エグゼンプト(管理職)が主に担当するのが伝統となっています。
ということで、上述の通り様々な部門が集結した技術開発本部であるため、8名+サポートの方々という多め?の運営体制となりました。
6月下旬の開催に対してGW明けの5月上旬に指令が降りてきたので、ひと月半程度の準備期間しかありませんが、毎年やっていることもあり基本的な構成は変わりません。
よって、議論すべきことはいつまでに何を決めてアナウンスしなければならないのか、各発表や講評の持ち時間、誰に講評いただくのかなど含めた当日のスケジュール、各対応の担当割り、などです。
元々別部門だったこともあり、最初はお互い様子をうかがうような雰囲気で始まった運営会議も徐々に議論も活発になり、場をリードしていくメンバーも出てきて(さすが!)準備は着々と進みます。
そうこうしているところに発表会開催予定の建物における避難訓練が同じ日・同じ時間帯に実施されるという情報が!
役員にもご列席いただく発表会を30分近く中断するわけにもいかず、開始時間を訓練実施後に変更し、発表会後に予定されていた発表者と来賓の交流会を取りやめに。
発表会における質疑の中ではできないようなやり取りをしていただこうとコロナ禍でも最大限できる範囲で交流会を企画していましたが、残念無念。
私はこの交流会の司会を担当予定でしたが、無くなってしまったので技術開発本部全体へのアナウンス担当に鞍替えとなり、案内、リマインド等の発信をさせていただきました。(誤情報の修正も何度か出しましたが…)
いざ本番!
私は業務都合でリハーサルには参加できなかったのですが、当日利用する機器のチェックや模擬発表をこなしていよいよ本番を迎えました。
開会のあいさつは冒頭の写真にあるように、本ブログの別記事にも登場されている竹田さんです。
私からは内々に豪快なアイスブレイクをお願いしていましたが、どうだったかについては…企業秘密です(笑)
FORXAIに最もかかわりのある部門からは合計4名の方が発表されました。
AI、プラットフォーム、データサイエンスとまさにコニカミノルタが、FORXAIが力を入れている分野における発表なので聞き入る江口常務、岸執行役も真剣なまなざしです。
それぞれ、発表者の特徴を活かし、趣向を凝らした発表内容となっていました。
具体的には、AI開発者だけにメンター(指導担当)による新人紹介が音声AIによるものであったり(ヤヤウケとの自己評価)、趣味であるお馬観賞に紐づけた導入と結びであったり、メガネ利用者全員に当てはまる呼びかけであったり、ロールプレイングゲーム調の構成だったりと皆さん聴講者を飽きさせない工夫をするとともに、伝えるべきところはしっかり伝える良い発表だったと思います。
私は発表会前半のうち3テーマで座長を務めたため、質問が出なかったときのことを考えいくつか質問を準備していましたが、活発な質疑・コメントによってそんな心配は杞憂に終わりました。
また、私からすると普段あまり接点のない分野における発表も聞けたのでとても勉強になりました。(畑違いの技術内容にはついていけない部分もありましたが…)
全ての発表が終わった後は来賓の方々の講評、総評です。
各発表者、発表内容に対するコメントや期待、また本部全員に向けたメッセージなどを頂き、現地とオンライン合わせて延べ300名程度参加いただいた発表会も無事散会となり、我々運営側のお役目もこれにて終了です。
おわりに
私も15年以上前に新人発表を行った身ですが、あの時今回発表された方々の発表、受け答えを見て、自分の時はどうだったのかを改めて思い出しました。そして何よりもあんなにキラキラしていただろうかと改めて考えさせられました。
そういった意味でも、毎年開催される新人発表会は刺激を与えてくれるイベントですので、今回紹介させていただきました。
コニカミノルタは画像IoTプラットフォームFORXAIを通じて、お客様やパートナー様との共創を加速させ、技術・ソリューションの提供により人間社会の進化に貢献してまいります。