
新たな人財「データエンジニア」の育成検討
目次[非表示]
- 1.はじめに
- 2.データエンジニアとは?
- 3.データエンジニア育成のきっかけ
- 4.研修のご紹介
はじめに
こんにちは、データソリューション部の山口です。
我々の部署では、事業部と並走する形でデータ分析業務を行うだけなく、社内のデータサイエンス教育も行っています。データサイエンス教育の活動では、社内のデータ分析人財の育成と社内認定に取り組んでいます。
今回は、最近新たに始めたデータ分析人財の育成について、ご紹介します。
データエンジニアとは?
突然ですが、皆さんに質問です。
「データエンジニア」という言葉を聞いたことがありますか? 人によってはあまりなじみのない言葉かもしれません。
データエンジニアとは、「各種データを収集する基盤を構築し、溜まったデータを適切に加工し、データ分析可能な形に出来る人」です。
データサイエンティストの皆さんの中で、こんな経験はないですか?
- いざデータ活用しようと思ったけど、前処理に多くの時間が割かれ、なかなか本業の分析業務が進まない。
- データ活用PoCは終えたが、その後の現場主体のデータ利活用が続かない。
データサイエンティストがいてもなかなかデータ活用や、その先にあるDXが進まない、進んでも運用に様々なコストがかかってくることが往々にしてあります。そんな時に、力になるのがデータエンジニアです。
データエンジニア育成のきっかけ
コニカミノルタでは、5年以上前からICT人財の育成と認定活動の一環で、データサイエンスの社内外研修を実施し、着実にデータサイエンティストを増やしてきました(コニカミノルタのDXを加速するICT人財育成)
少しずつ、データ活用で成果が出始めていますが、まだまだデータがきれいな状態で格納されていることは少なく、本業の分析に専念できない課題がありました。
更なるデータ活用をより一層推し進めるためにも、データ基盤をしっかり設計・構築できる人材が必須ということで、昨年度から本格的にデータエンジニアの育成を検討し始めました。
そこで研修を色々探してみたのですが、データサイエンスの研修は数多くある一方、データエンジニア研修はほとんどありません。あっても中身はデータサイエンティストのジュニア向け研修だったりと、我々が求めていたデータエンジニアに特化した研修がありませんでした。
そんな折、研修事業を行っている外部企業の「キカガク」さんと運命的な出会いがありました。
キカガクさんが企画しようとしていた講座の内容が、こちらのやりたいこととぴったりだったのです。そこでまずはトライアルで講座を受講し、改善点をフィードバックして、弊社のやりたいドンピシャの研修を作成することができました。
研修のご紹介
本研修は、日本初の「データエンジニアリングに特化した実践研修」で、我々の期待以上のものが出来上がりました。
今後、キカガクさんの力を借りつつ、他社に先駆けて、データエンジニアの育成に努めていきたいと思います!
研修の詳細を知りたい方は、以下のブログをご覧ください。
キカガクさんブログ記事はこちら
最後にコニカミノルタでは、一緒に働く仲間を募集しています。本記事で興味を持っていただけた方は下記のリンクより応募いただけると大変うれしいです。
新卒採用に関する情報については以下の採用情報ページをご覧ください。
中途採用に関する情報については以下の採用情報ページをご覧ください。