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社内勉強会のすゝめ~開催のメリットや準備の流れについて~



目次[非表示]

  1. 1.はじめに
  2. 2.開催に至った経緯
  3. 3.開催内容
  4. 4.勉強会のメリット
  5. 5.反省点
  6. 6.開催の仕方・準備の流れ
    1. 6.1.題材と目的
    2. 6.2.勉強会のスタイル
    3. 6.3.当日のタイムスケジュール
    4. 6.4.教材・内容選択
    5. 6.5.頻度と全体のスケジュール
    6. 6.6.場所と時間
  7. 7.おわりに

はじめに

こんにちは!ビジネスアナリティクスグループの橘です。

今年度で入社2年目になりました。

1年間仕事をしてきて、そろそろ社会人の顔になってきたんじゃないかと思っています。笑

さて、私が今回執筆させていただくのは、勉強会を開催するメリットや準備の仕方についてです。

現在私は、会社のグループ内で統計勉強会を開催しています。その経験をもとに、開催に至った経緯や改善点等を踏まえ、勉強会の開催の流れをまとめましたので、ご一読いただければ幸いです。

開催に至った経緯

我々のグループは、データ分析業務を生業としています。

データ分析には業務課題に応じて様々な知識が必要となります。

(確率統計、プログラミング、因果推論、時系列解析、データベース、機械学習、等 )

しかし、一人でこれらを体系的に学ぶのは、内容の難易度・モチベーションの維持ともに容易ではありません。

そこで、同様に勉強の必要性を感じている社員同士で勉強会を開こうという話になり、今回の統計勉強会を開催する運びとなりました。

開催内容

勉強内容:統計基礎

形式:教材の章ごとに参加者が講師を交互に行う講義形式(講義のやり方は講師に一任)

時間:週1回金曜60分(途中から90分に変更)

期間:約3カ月

場所:Teams(遠くの拠点からも参加でき、録画もできるため)

教材:統計学入門(基礎統計学Ⅰ)

  統計学入門 1.統計学の基礎 2.1次元のデータ 3.2次元のデータ 4.確率 5.確率変数 6.確率分布 7.多次元の確率分布 8 honto

選んだ理由:

  • 統計学入門と言えばこの本というくらい、昔からある名著
  • 統計学の基礎を一通り網羅している本なので、章ごとにやればスムーズに勉強できそう
  • なんか強強(つよつよ)エンジニアの先輩社員の机の上にあった

正直最後の理由が一番ですね。笑

勉強会のメリット

実際に社内勉強会をやってみて感じたメリットは以下の通りです。

  • 1人でするより継続しやすい
  • コロナ渦で少なくなった、社員同士の交流の場になる
  • 理解している人に教えてもらうことで効率的に勉強できる
  • +αの知識が身につく
  • 自分で調べる手間が省ける
  • 教える前提で勉強することで深い理解につながる
  • 分かりやすく伝える練習になる

一人だと後回しにしてしまいそうでも、人との約束があるとやらなきゃ!ってなったりしますよね。また、複数人で実施することで新しい知見や考え方が得られたりするのも勉強会の良いところかなと思います。教えるのも教えられるのも勉強になりますし、コロナ渦であまり関われなかった人同士での交流の機会にもなったのではないかと思います。

反省点

勉強会を開催すると、次第に多くの反省点が出てきました。

・スケジュールの見積もりが甘い

1章が週1時間で終わる内容ではなかったため、途中から週90分に変更し、期間も1か月伸びました。また、ページ数と章を目安にスケジュールを立てたのですが、後半の内容が重くなり、講師の負担も偏ってしまいました。後半は内容が重くなることを見越してもう少し細かく分けるべきでした。

・本が想定より難しい

基礎を学ぶ予定で選んだのですが、前提知識がないとわからない記述が多くありました。低い難易度で勉強する予定だったので、もう少し本の難易度を調べる必要がありました。

・途中で参加者が減った

金曜夕方に設定したため、祝日があったり休暇を取るため欠席になる方がいました。また、夕方にしたため家庭の用事と被って参加できない方もいました。また、最初に目標や難易度の共有ができていなかったため、各々の想定難易度と違い意欲の低下を招いた可能性もあります。

・授業の難易度が講師ごとに違った

到達目標の共有ができていなかったため、講師によって難しい授業と簡単な授業がありました。

・授業中だけで理解するのは難しい

難しめの内容をする場合、軽く章を予習して参加する等のルールがあったほうがよかったかもしれません。


それなりに準備したつもりだったのですが、予想外の反省点も多く、準備の大切さを痛感しました。そこで、以下に今回の反省点を踏まえ、勉強会開催準備の流れをまとめました。勉強会開催の際にご参考にしていただければ幸いです。

開催の仕方・準備の流れ

勉強会を開催するにあたり、以下のようなことを決める必要があります。

  • 題材と目的
  • 勉強会のスタイル
  • 教材
  • 当日のタイムスケジュール
  • 頻度・全体のスケジュール
  • 場所と時間

これらを決める際、まずはどういう勉強会にしたいのか、条件を箇条書きにしてまとめると決めやすいかもしれません。

  • 業務時間内でできる
  • 教材一冊を全員で勉強する
  • 無理なく続けられる
  • 遠方からでも参加できる
  • 短期間で終わる範囲にする
  • 基礎を身につける  等

条件を整理したら、具体的に勉強会の内容を決めていきましょう。

題材と目的

勉強会で何を勉強するのか、到達目標はどれくらいなのかを決めます。それによって難易度や参加対象者が変わってきます。これを決めずにすると、参加者の間に前提知識の差がありすぎたり、各々の到達目標が違うことで、全員でやる勉強会だと足並みが揃わずついていけない人が出てくる可能性があります。

もしくは、勉強内容を一つに絞らずに、各々が好きな勉強をしたり得意分野を発表しあうような勉強会もあります。

勉強会のスタイル

勉強会のスタイルはいろいろありますが、例として以下のようなものがあげられます。

・ 決まった内容を各自が予習してきて、授業ではみんなで演習を解く演習形式

・講師を決めて参加者が聴講する講義形式

・各自がごく短時間の発表を行うLT(ライトニングトーク)形式

・もくもく会

・課題解決型(ハッカソン等)

目的やルールに応じて決めましょう。いくつかを組み合わせるのも良いかもしれません。

例:講義+演習、もくもく会+LT(勉強した内容をLTで発表する)等

当日のタイムスケジュール

1回の勉強会で何分するのか。また、その内訳を考えます。

例:全90分(50分講義+30分演習+10分質疑応答)、全90分(60分もくもく会+30分LT)等

教材・内容選択

教材を使う場合は目的にあった教材を選びます。その分野の有名な書籍や、最近ではネットの無料教材・動画も多くあるのでそちらを選んでもいいかもしれません。レベル感に注意しながら教材を選びましょう。

頻度と全体のスケジュール

教材をもとにどれくらいで終わるか(終わらせたいか)を考え、無理のない範囲でスケジュールを立てていきます。最初は続けることを一番に余裕のある計画を立て、状況を見て後から頻度を増やすといいかもしれません。

後半になるにつれ内容が難しくなる可能性があるため、それを加味したスケジューリングを行いましょう。

場所と時間

いつどこでするのかを決めます。場所であればオンラインかオフラインか、オフラインならどこを借りるか、オンラインならどの媒体を使うかを決めます。また、時間に関しては業務内であれば休みの少ない火水木がいいかもしれません。参加者を募ってから決めるかどうかは勉強会のスタイルによって決めます。今回は、少人数のため参加者を募ってから全員の空いている時間で決めました。


長くなりましたが、以上が勉強会開催の流れになります。他にも方法はたくさんあると思いますし、LT大会や課題解決型の勉強会ではまた決めるべき内容も違うかと思います。

目的に応じていろいろな手法を調べてみてください。


おわりに

いかがだったでしょうか。今回は経験談を基に勉強会のやり方についてまとめてみました。拙い文章ではありましたが、これを読んだ方に、「勉強会開催の流れがわかった」「勉強会をやってみたい」と思っていただければ幸いです。

それでは、最後までご覧いただきありがとうございました!


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Tachibana Nodoka
Tachibana Nodoka
データサイエンスセンター データソリューション部所属。2021年に新卒でコニカミノルタに入社。データサイエンティストとして社内のデータ分析業務に従事


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